はじめまして。広報担当の えびす です。よろしくお願いします。
今年亡くなった祖母の法要で、茨城県常総市水海道にある報国寺で行われた十夜報恩会に参加しました。
十夜とは何だろう?と思い調べてみました。
「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいわれ、正しくは、「十日十夜(じゅうや)法要」というそうです。
10月から11月にかけて全国の浄土宗寺院でひろく行われる 念仏会(ねんぶつえ)とのことです。
私が参加したお十夜では、落語と舞楽が披露されました。
落語は、金原亭馬生師匠による「文七元結(ぶんしち もっとい)」。江戸っ子の心意気を感じる私が好きなお噺です。
なぜ落語なのかというと、落語の始まりは、京都・浄土宗深草派の本山である誓願寺の住職の辻説法が発祥といわれ、今でも芸人がお参りする寺だそうです。
このような法要があることを今回はじめて知り参加しましたが、伝統というか歴史を感じることができて良かったです。
どんなに技術や科学が進歩しても、こういった昔から続く文化はなくなってほしくないと思いました。