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【掃除】部屋がきれいになると自己肯定感があがる

毎日過ごす部屋が汚い状態であると不衛生であるばかりではなく、感情にもよくない影響が及びます。

しかし、掃除で感情にいい影響を与えることもできるのです。

掃除をすることを繰り返していくと、きれいになるのはもちろんですが、自己肯定感があがります

掃除をすると自己肯定感があがるとはどういうことなのか、解説していきましょう。

 
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1. 自己肯定感とは?

自己肯定感という言葉は、文脈の中で様々な意味・水準で用いられていますが、一般的には「自己を肯定的にとらえる気持ち・感覚」という意味で使われる言葉です。

この記事でもその意味で使用しています。

 

 

2. 住まい(部屋)の中の状態はすべて自分の選択の結果でできている

ふと家の中を見回してみて、そこにあるモノ。汚れ。

これらはすべて住人であるあなたの選択の結果です。

自分の意志で購入した食品、洋服、雑貨、趣味の品々。

勝手に家の中に入ってきたものではなく、「買う」という選択をした結果、家の中に入ってきたものです。

電気代の検針票やクレジットカードの請求書など勝手に届くものもありますが、それを「取っておこう」と選択したのはあなた自身です。

生活をしていれば汚れは発生するので仕方ありませんが、気づいたときに掃除せず「あとでやればいっか」と放置したのであれば、それも放置という選択をした結果です。

 

 

3. 汚れたままにしておくという選択をしたときにおこる「自己肯定感」の低下

後日またその汚れを見かけたとき

ワーイ!この前より汚れてる!汚れが成長してる!

と喜ぶ人はいませんね。

おそらく「そうだ、ここ掃除しようと思ってたのにできなかった」と思うのではないでしょうか。

ちらかった洋服や趣味のモノを見て「片付けなきゃな・・・」と思ってそのままにしておき、また後日「片付けなきゃな」と思う。

このときのちょっとした「やろうと思ってたのにできなかった」という思いが、少しずつ少しずつ積み重なって、「やろうと思ってたのに実行できなかった・・・」とだんだんと自分をダメな人間だと思うようになっていきます。

毎日過ごす部屋がどんどん汚れていくと、そこで過ごしているだけで、~できない自分・~しない自分を感じ、たとえ言葉にしなかったとしても、自分を否定するメッセージを常に自分に向けて発信しているような状況になってしまいます。

これが積み重なっていくと自己肯定感をどんどんと下げていってしまうのです。

場合によっては「自分はどうせ何もできないんだ」と行動する気力が奪われてしまい、ますます汚部屋・ゴミ屋敷になってしまうこともあるかもしれません。

 

 

4. 自己肯定感を下げるお部屋から抜け出すためのステップ

では、このように汚れてしまったお部屋で自己肯定感を下げてしまう状況から抜け出すためにどうしたらよいでしょうか。

ちょっとした考え方と行動の転換で、自己肯定感を下げるお部屋から抜け出し、さらには自己肯定感をあげることもできます。

4-1. 小さな目標を設定しクリアする

自己肯定感を上げるためには、小さな目標(スモールゴール)の達成を積み重ねていくことがポイントです。

掃除で設定する小さな目標(スモールゴール)とは

  • 洗面台の鏡を拭く
  • たまった食器を洗う
  • ガスレンジ周りを拭く

最初はこれだけでOKです。

ゴミを出していない人は「ごみを出す」というスモールゴールでもいいでしょう。

え?こんなカンタンなこと?と思うくらいクリアしやすいゴールを設定して、実行してみましょう。

4-2. 実行したら自分をほめる(ご褒美も効果的)

設定したスモールゴールを達成したら、ぜひ「よくやった」と自分をほめてください。

ビールを飲む、お菓子を食べる、好きなアニメを見る、ゲームをする等のごほうびを用意しておくのもいいでしょう。

目標を決めて、それを達成した自分をおおいにほめましょう。

4-3. 自分にいいイメージを持って次のスモールゴールを設定

ひとつゴールをクリアできたら、「できる!」という小さな自信が芽生えたのではないでしょうか。

そのいいイメージのまま、次のゴールを決めて実行してみましょう。

次のゴールも小さな目標でOKです。

目標をクリアすることが大切なので、達成しやすい小さな目標がおすすめです。

4-4. 目標達成で自分に向かう言葉が変化する

いくつかスモールゴールを達成すると、「自分でもやればできるんだ」「次の目標も達成できるだろう」という気持ちになります。

小さな成功体験を積み重ねることで、自分に向けていた言葉が「どうせ~できない」から「やればできるんだ」という前向きな言葉に変わってきます。

 

 

5. 前向きなメッセージを受け取る

掃除で小さな目標を達成していくと、目に見える部屋の中の景色からも前向きなメッセージを受け取ることになります。

部屋で過ごしていてふと目に入る場所がきれいで汚れがない状態。自分が行動した結果を常に目にすることができるので、部屋の中にいるだけでも自己肯定感が高まってきます。

汚れたままになっていたときは部屋からネガティブなメッセージを受け取り自分に負の感情を向けていたのが、一転して部屋からポジティブなメッセージを受け取り自己肯定感を高めることにつながるのです。

 

 

6. 掃除で自己肯定感が高まると、行動も変化する

掃除をすることによって自己肯定感が高まると、ポジティブなメッセージを自分自身に向けることになります。

そうすると、思考が変わり、行動が変わることも期待できます

次の目標を設定してみよう。

やってみようと思っていたけど手を付けていなかったことにチャレンジしてみよう。

そんな風に思えてくるのではないでしょうか。

多くの人が「掃除をすると運気があがる」と言うのは、そのような思考と行動の変化により、これまでと違った結果が引き起こされたことを意味しているとも考えられます。

 

 

7. まとめ

ひとり暮らしだと、掃除を含めた家事をすべて自分でこなさなければならず、ついつい掃除が後回しになってしまうこともあるでしょう。

誰かに見られるわけじゃないし、汚れていても問題ない、と思うこともあるかもしれませんが、汚れた部屋からは目に見えない負のメッセージを受け取ってしまいます。

他の誰のためでもなく、たった一人の自分のために、お部屋の掃除を小さな行動から始めてみてはいかがでしょうか。

【掃除】ひとり暮らしのお部屋をきれいに保つ清掃チェックリスト

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今回の記事では、ひとり暮らしのお部屋のお掃除方法についてご紹介していきます。

ひとり暮らしのお部屋

1. 掃除する範囲を決める

掃除というのは終わりのない作業です。
ここが終われば、次はあそこの掃除が始まり、あそこが終わってもまたここが汚れ・・・とキリがありません。

そのため、いっぺんにすべてを終わらせようとせず、短時間で終わる範囲だけ掃除する、と事前に決めてしまいます。

平日なら5~10分で終わる範囲に
休日なら1時間以内で終えられる範囲に決めてしまいましょう。

  • ガスコンロ周りを拭く
  • 洗面台と鏡を拭く
  • フロアワイパーをかける

このくらいであれば10分もあれば終わりますね。

休日はバスルームの全体的な掃除など、ちょっと時間をかけて掃除をおこないましょう。

しかし、休日であっても延々とお掃除し続けることはオススメしません。

事前に掃除する範囲を決めて、終わったら切り上げるようにすることが掃除を続けるコツです。

2. 毎日・週末のお掃除チェックリスト

ひとり暮らしのお部屋の場合、どこをどれくらいお掃除していったらよいでしょうか。

毎日5~10分で終わる箇所と、休日に少し時間をかけて取り組む箇所に分けてチェックリストにしてみました。

2-1. 日替わりで毎日おこなう箇所

☑①居室の掃除機(またはフロアモップ)かけ
☑②便器の内側を洗剤とブラシで掃除する
☑③トイレの床、壁、便器を拭き掃除する
☑④キッチンのシンク内を掃除する
☑⑤洗面所の洗面ボウルと鏡を掃除する
☑⑥キッチンのガスコンロ周りを拭き掃除する

月曜日~金曜日が勤務日であれば
①と②は月曜日、③は火曜日、などと曜日別に分けてタスクにするといいと思います。

2-2. 休日におこなう箇所

☑お風呂場バスタブ・床・壁を掃除する
☑洗面所・お風呂場・キッチンの排水溝掃除

もちろん、これらはご自身のライフスタイルによって適宜変えていただいてかまいません。

毎日お料理のあとにガスコンロ周りを拭き掃除するという方もいるでしょうし
食器を洗ったあとにシンクも洗うという方もいると思います。

そういう場合は、毎日日替わりチェックリストからははずしてしまっていいでしょう。

3. 3ヶ月に一度、6か月に一度、1年に一度おこなう箇所

毎日の日替わり掃除と休日の掃除で目に見える箇所はきれいな状態を保てると思います。

しかし、どうしても日々汚れが溜まっていくので、下記の場所は数ヶ月おきにお掃除が必要になります。

3-1. 3か月に一度おこなう箇所

☑エアコンのフィルター清掃

3-2. 6か月に一度おこなう箇所

☑換気扇の清掃

3-3. 1年に一度おこなう箇所

☑靴箱の清掃
☑窓掃除
☑サッシのサンの掃除

エアコンのフィルター清掃は、夏・冬のシーズン前には必ず清掃をしましょう。
フィルターが汚れたままになっているとエアコンの効きが悪くなり電気代がかさむばかりでなく、臭いの原因にもなります。

換気扇は、汚れがたまると掃除がやっかいになる箇所の代表格です。
汚れが少ないうちは油汚れ用洗剤(もしくは重曹)と古ハブラシでカンタンに落とせますが、汚れが溜まってしまうともう見るのもイヤという状態に・・・。
できれば6か月に一度(年に2回)掃除をおこなうと、掃除がぐっと楽になります。

4. まとめ

すっきりキレイなお部屋で過ごすと気分もいいですし、おうち時間も充実しますよね。
また、若いうちに掃除の習慣をつけておくと、一生のお掃除スキルが身につくのでおすすめです。