【高額請求トラブル】トイレのつまりが起こったら?修理を依頼するときの注意点

3. 【自分で解決できないときは】業者を手配するときの注意点

ラバーカップを使ってもトイレのつまりが解消されないときや蛇口のパッキンの劣化、蛇口そのものの劣化等で水漏れし自分で修理ができないときは、専門の業者に依頼するしかありません。知識がない人が見よう見まねで作業をすると故障の原因となりますので、専門の業者にお願いしましょう。

3-1. 水道の緊急修理をめぐるトラブル

しかし、水道関係のこうした緊急修理では、「ネットに載っていた金額より高額な修理代を請求された」「事前に説明がなく作業がおこなわれ高額な修理代を請求された」等のトラブルが消費生活センターに報告されています。

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東京くらしWEBのサイトより

3-2. 修理業者はどう選ぶべき?

お付き合いのある業者さんや、建物の管理会社などから業者を紹介してもらえる場合はよいのですが、いざ自分で業者を選ぶとなったら、あなたならどうしますか?

ネットで調べる、またはポストに入っている水道工事のチラシから選ぶという方もいるかもしれませんね。

実は、各自治体には、一定の要件を満たした指定工事事業者の登録制度があり、各自治体のホームページなどで閲覧することができます。

この中から選ぶと自宅の近くの業者を見つけることができます。

一例を挙げます。

(さいたま市)修繕工事の申込み、修繕工事対応指定給水装置工事事業者

(東京都)東京都指定排水設備工事事業者

3-2. 修理業者を呼ぶ際に確認するポイント

こうしたトラブルに巻き込まれないために、業者を選ぶ際には以下の点に気を付けましょう。

  • 実際に来てもらう前に出張料や検査料を確認する

ネット等に掲載されている「つまり修理●万~」という料金はあくまで最低料金であって、実際には不具合の様子を見てみないと詳しい料金は計算できません。

仮に修理をせずに現状を確認しただけであっても、業者の出張料や検査費用は発生する可能性があります。

そのため、実際に家に来てもらう前に「出張料はいくらかかるか」「修理をせずに不具合を確認するだけでも費用は発生するか」をきちんと確認しておきましょう。

  • 作業の内容や費用は事前に説明を受け納得するまで質問する

実際に業者にきてもらったら、修理作業に入る前に必ず見積もりを提示してもらいましょう。

作業内容(不必要な作業まで含まれていないか)や作業の費用が相場と比較して高すぎないか、確認をしましょう。疑問点がある場合は納得するまで質問しましょう。

  • 作業内容や見積もりに納得がいかない場合は、相見積もりを

作業内容に納得がいかない、作業費が相場に照らして適正かどうか判断できない場合は、他の業者にも来てもらって見積もりを出してもらいましょう。わざわざ来てもらったのに修理をお願いせずに帰ってもらうのも悪いなぁと思うかもしれませんが、言われるがまま作業を依頼して支払うか、納得するまで調べるかは作業を依頼するあなた次第です。

3-3. 相場がわからないときは消費生活センターに相談する

見積書を出してもらっても、修理費用の相場なんてわからない!というときはお近くの消費生活センターに問い合わせるという方法があります。

場合によってはその場で修理業者との間に入って交渉してくれることもあるそうなので、困ったときは相談してみましょう。

3-4. 作業を依頼しなくても出張費は発生 人が動けばカネが動く

仮に見積もりに納得がいかず、作業を依頼しない場合であっても出張料が発生することもあります。一部サービスとして無料を謳っているところもありますが、あくまで作業を依頼した場合に限られるなど条件があるようです。

人が動けばカネが動く。世の常です。

ましてや、深夜などに来てもらう場合は出張料も高額になります。休日や夜間は高い費用を支払ってでも今すぐ修理してほしい、ということでないのなら、業者を呼ぶのは翌日以降にしたほうがいいでしょう。

 

 

4. 【高額請求を回避するために】日頃の備えが大切です

夜間や休日に業者を呼ぶなって言われたって、いますぐ水道やトイレが使えなければ困ってしまいますよね。

そこでいざというときのために災害用の簡易トイレを用意しておくことをオススメします。

簡易トイレ

 

災害用簡易トイレは大地震や台風・大雨での浸水被害でトイレが使えないときにも役立ちますし、各ご家庭で用意しておいていい、というか用意しておくべきものだと思います。

一人暮らしでしたらAmazonで3,000円くらいの数量のもので1~2日は対応できると思います。

その他に、これまでにお伝えしてきた

  • ラバーカップや灯油ポンプ、マイナスドライバーを用意しておく
  • 自治体の指定修理業者を調べておく
  • 住宅にかけられた保険に緊急かけつけサービスがついていないか調べておく
  • 管理会社や大家さんの連絡先をすぐにみられるようにしておく

といった備えも日頃から対応しておきましょう。

 

5. 【まとめ】慌てずに対応する そのための日頃の備えの大切さ

ここまで、社員の高額請求トラブルをうけて調べたことを記述してきましたが、水のトラブルが起きても慌てずに対応すること日頃の備えが大切であると痛感しました。

今回はトイレのつまり・水漏れにより階下のお部屋にも被害が出てしまい、家財保険のお世話になったことで保険の大切さもあわせて実感しました。

家財保険についてもまた別の機会でブログにしようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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